人が集まらない理由

人が集まらない理由

あなたが関わっている団体の会員数はどのよう様に変化しているでしょうか。

このページを見ていると言うことは、減少しているのでしょう。

会員拡大の方法や手法の前に抑えておかなければならないポイントがいくつもあります。

人が集まらない理由

人が集まらない理由はいくつもあります。

  • 興味がないから
  • 忙しいから
  • 魅力がないから
  • お金に余裕がないから
  • 時間が無いから
  • 消極的だから
  • 人づきあいが苦手だから
  • たくさん人がいるところが苦手だから

集まらない、また相手からすれば断る理由はいくらでもあります。

その中で少しでも魅力ある人の集まりであることを理解してもらうことが必要です。

団体の種類

団体と言っても実に多種多様です。

青少年のための団体や、
部活、サークル、音楽活動や趣味の集まり、
NPOや社会貢献団体、専務的な分野を追及する団体、
行政などの関係する団体、学習塾や社会人講座なども含め、
数え上げたらキリがありません。

いずれも人が集まり、人によって構成され、人によって運営をされていますが、それぞれ目的が異なります。

そこで自分を磨き、
鍛錬することであったり、
社会に貢献して行くことであったり、
何かを支援することであったり、
自己研鑽であったりと目的は違います。

私がここで記しているのは、非営利活動を軸に記していますが、
営利団体でも十分に生かせる内容であると思っていますので
誰かの何かの参考になれば幸いです。

団体の目的を知る

営利を目的としているのであれば、商品やサービスを提供することで利益を得ることが最終的な目的となります。

非営利団体に所属している目的は何でしょう。

  • 自分のライフワークである
  • 専門的なことが上達する
  • 付き合い(仕方なく)
  • 気心が知れた仲間がいる
  • 活動に参加すると楽しい
  • 活動に参加すると勉強になる
  • 活動を通じて誰かの役に立っている
  • 活動を通じて何かの役に立っている

他にも理由はたくさんあると思います。

ではそもそもその団体の目的は何でしょう。
ご自身の所属している団体の目的を明確に答えられる方はどのくらいいるでしょうか。

過去、いくつかの団体で講演をさせて頂き、
「所属している団体の目的は何ですか?」と聞くと、
「社会貢献が出来る」
「自分の研鑽になる」
「仲間が出来る」など幾つも答えが返ってきました。

同じ団体の会員からです。

つまり5人の方に団体の目的を聞いて、
5通りの「私見」「主観」で団体を説明されているのです。

団体には団体の目指す「目的」が決まっています。
定款や規則に記されていることでしょう。

一言一句とは言いませんが、皆が目的を同じように答えられることが必要です。

例えば
青年会議所は「明るい豊かな社会を築く」
ボーイスカウトは「社会に貢献できる人間力を持った人材育成」など、
今いる会員が目的を端的に答えられる様にすることが最初の1歩です。

所属する意義があるか

結局は何をする団体で、
どこに向かっている団体なのかが明確でなくてはなりません。

その上で、同じ所属している仲間と過ごせることが楽しいと思える空間が無くてはなりません。

やることはしっかり共有し、
そして居心地が良い空間を作り出さなければなりません。

そこでしか得られることのできない情報や経験、体験なども
そうでしょう。
公益法人で言うところの「共益」の部分です。

ここに入って良かったと思える空間作りが必要です。






    

古谷真一郎

記事を書いた人
株式会社ジパング・メディアコミュニケーション
代表取締役 古谷真一郎
非営利団体の活動に力を注ぐ。
複数社の経営に携わりながら非営利団体の運営に携わり、これまでに60以上の役職を務める。いずれも所属した団体では会員を増やし活性化させたことから「団体再生請負人」と呼ばれている。現在も複数の役職を担っている。
https://twitter.com/BOSS_FURUYA/

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